日本人のためのプレゼン講座 -Presentation Educataion for All Japanese-

筆者が米国大学留学、外資系企業勤務、起業して会社経営を経て学んできたプレゼンテーション上達や練習法のノウハウを配信しています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

相手の耳を開くにはどうしたらよいか?まずは意識をさせることから全てが始まる

(相手の耳を開かせることは簡単ではない。まずそれを知ること) 人は意識の変化やその時の気分で同じ風景を見ても違ったようにみえる特性があります。あなたにも海外旅行に行くことを決めた途端に町中の英会話教室や旅行ガイドブックの情報が目に飛び込んで…

想像している以上に効果絶大!リスナーへの問いかけをしていますか?

ディスカッション、スピーチ、プレゼン、ディベートなどコミュニケーションには様々な種類と役割があります。大勢のリスナーを前に自分の主義主張を伝えるプレゼンとスピーチ、その違いをあなたはご存知でしょうか? スピーチ:言葉や身振り手振りだけで自分…

あなたは自分のためではなくリスナーのためにプレゼンをできていますか?

時々「暗記したセリフをミスをしないように頑張って話しています!」というのが伝わってくるようなプレゼンを見かけます。とにかくミスをしたくない一心からか余裕なく必死に話す様子で、そうしたプレゼンはいつも「面白くない」「印象に残らない」「何を言…

「準備不足です」「緊張しています」は絶対に言ってはいけないNGワード

あなたはプレゼンにおいて絶対に口に出していけないNGワードがあるのをご存知ですか?それはプレゼンの開幕直前に「忙しくて準備不足の部分もありますが…」「とても緊張しています」「時間がないので早口になるかもしれません…」といった言い訳がましいセリ…

説明で人は動かない。プレゼンは人の感情を動かすことが重要

プレゼンを説明口調で進行する人は非常に多いと感じています。これには「自分に課せられた役割は決められたセリフを話すこと」「分かりやすく説明をして理解してもらうこと」を目標設定しているためでしょう。プレゼンターが「このシステムを導入することで…

あなたが生きた人生は、他の誰かの人生を救う

(人生は短く、人は風のように去っていく…しかし、あなたが生きた人生はとても価値のあるものなのです) 諸行無常、世の中の商品やサービス、そして人は次々と表れては消えていく儚いもの、宇宙という大きな枠で考えると人の人生はとても短い一瞬のきらめき…

人の想いを伝える手段に「プレゼン>動画」の優位性は変わらない

個人のアイデアや価値観を発信する力が重要度を増す現代、いまやインターネットで誰でも簡単に自分の想いを配信することができるようになりました。動画は視覚、聴覚で沢山の情報を伝えるメディアであり、あたかも「動画は万能」のように思われています。 し…

無意味なアニメーションや効果の多様は今すぐやめましょう。

時々、スライドにアニメーションを多用したプレゼンを見ることがあります。アニメーションとはマイクロソフトオフィスのパワーポイントなどソフトウェアについている機能のことで、文字に回転を与え、次のスライドに移動する時に画面に派手な動きをつけると…

センスは磨くことで初めて輝く、ダイヤの原石のようなもの

(写真は筆者が過去にクリティカル・シンキングの企業研修をしている時の様子です) 先日、とあるセミナーに参加する機会に恵まれました。講師のプレゼンは非常に魅力的で説明が分かりやすく、時おりジョークを交えながら、会場全体を爆笑の渦に巻き込み、あ…

プレゼンのスライドに会社のロゴを入れるのを今すぐやめなさい

プレゼンのスライドのヘッダーやフッターに自社のロゴを入れている方が非常に多いですよね。これを読んでぎくりとしたあなたも、自社のロゴを入れているなら今すぐにやめてください。これは日本人に限らず有名企業の外国人CEOのプレゼンでも同じことをやって…

プレゼン発表は一番最初が一番有利

「プレゼンですが誰が一番最初にやりますか?」と問われた時、あなたは黙って順番が決まるのを待っていないでしょうか?もしくは「あなたからどうぞ」「いえいえ、どうぞどうぞ」などとやっていませんか?あまり知られていませんが、実はプレゼンの発表順に…

スライドにテキストがびっしり…未だに横行する悪習は今すぐやめなさい

日本でもTEDプレゼンテーションが広まり、かなりの年月が経過しました。今や私たちはインターネットに接続できるデバイスがあれば、いつでもどこでも無料で世界最高峰のプレゼンを日本語字幕付きで試聴することができるようになりました。 「個の時代」「ア…

誰にとっても恐怖のプレゼン…あなたが明日からでもすぐに使える克服法4つを紹介!

大勢の人に見つめられながら自分の考えを話すというのはほとんどの日本人にとって未知の体験です。「大した内容でないと思われたらどうしよう」「沢山の目が自分に向けられているだけで鼓動が早くなる」「質問や反論があってもうまく対応できる自信がない…」…

プレゼンの世界に「一を聞いて十を知る」の考え方は甘え

私は外資系企業で働いていた時、プロジェクトが入る度に国際会議に参加していました。その時に今でもすごく心に残っているエピソードがあります。それは日本人のプレゼンターが前に立つと毎回外国人から質問攻めにあっていたことです。 もちろん会議の内容に…

プレゼンにセンスや必勝テクニックを盲信していませんか?

私はプレゼンを指導する立場として日々、研究をしている中で気づいたことは「才能・センスが必要」「必勝テクニックがある」などどこか特別視する人が非常に多いということです。 プレゼン学習について調べると書籍やセミナーで「ジョブズから学ぶ技術!」「…

ノウハウ集めはもうやめよう!プレゼン上達は「練習→実践経験→フィードバック→改善」のサイクルでうまくいく

プレゼン上達の秘訣は1にも2にも「練習→実践→フィードバック→改善」を繰り返すことです。これはビジネスの場で業務改善をする「PDCAサイクル」を回す話と同じで、「実践だけ」や「練習だけ」などどれか一つを集中的にやったとしても全体のサイクルを回してい…

スライドに語らせて存在を隠しているあなた、聴衆にはバレています

パワーポイントやキーノートといったプレゼンソフトはとても便利です。分かりやすい図解や写真、イラストを有効に使うことで自分の言いたいことをしっかり伝えることができるでしょう。 しかし、プレゼンをする上で「トーク>プレゼンソフト」になるというこ…